記録的な猛暑(と毎年言っている気もしますが)が続く昨今、やはり目に付くのは熱中症のニュースですね。一週間で18000人以上が緊急搬送された、なんて情報もあり、皆さん熱中症対策は欠かせないと思います。
とはいえ、いざという時の用心はしておかなければならいのも事実です。
もし自分が倒れてしまったら…逆に、知り合いが突然倒れてしまったら…そんな時設定しておきたい機能が「メディカルID」です。
メディカルIDとは
例えば、もしも買い物途中で倒れてしまったりしたら!近くにいる誰かが助けてくれるかもしれません。しかしその人も救急隊員も、あなたの名前はわからないし、当然家族に連絡を取ることもできません。
そこで、事前にiPhoneにそういった緊急時用の情報を登録しておけるのがメディカルIDです。
iPhoneをお使いの方には画面に指紋認証や顔認証を設定している人も多いと思いますが、緊急時だとそういった認証を解除できる状況にあるとは限りません。しかし、メディカルIDを設定しておけばそういった認証を介することなく、非常時の連絡先を表示することができます。
設定の手順は、まずiPhoneのヘルスケアというアプリを起動します。
その後、画面右下にメディカルIDという項目があるので、そこで「ロック画面に表示」という項目にチェックを入れます。このチェックを入れることにより、ロック画面の左下に【緊急】という文字が追加され、そこをタップすることで各種認証を介さずにあらかじめ設定しておいた情報を見ることができるようになるのです。
予め設定できる情報は「生年月日」「病気/けがについて」「医療メモ」「アレルギーと反応」「使用中の薬」「血液型」「臓器提供の意思」「体重」「身長」など。
すべてを登録しておく必要はありませんが、アレルギーや血液型、病気歴、使用中の薬は設定しておいたほうがいいかもしれませんね。
もちろんこれは逆もしかりで、自分が救助する立場になった時でも同様にその人の情報を確認することができます。
「もしも」のためにこう言った知識を身に着けておけば、少しは落ち着いて対処できるかもしれません。
Androidにも同様の機能が!
Andoroidの機種にも、同じように緊急時の連絡先を使出来る機能があります。
設定アプリを開いて〔システム〕>〔端末情報〕>〔緊急時連絡先〕と開くと、上記のiPhoneと同じように緊急時の連絡先やアレルギー等を記入できるようになっています。こちらもロック画面を解除しなくても見れるようになっているので、もしものことがあっても安心ですね
今回は夏真っ盛りということで緊急用のアプリのご紹介をしました。
その他にも便利な機能はたくさんありますし、もしやり方がわからないということがあれば、当教室へお気軽にお問い合わせください。
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