スクラッチを楽しもう!②条件をつける
今回はスクラッチでゲームを作る際必須になるテクニック、条件をつけるについて説明します。
普段しているゲームってどんなものでしょうか?
障害物に当たったらアウト、とか、敵を倒したらレベルアップなどなど
さまざまな条件をクリアすることでご褒美があったり、ペナルティが発生したりすることによって、やりがいが出るもの。
今回は条件:もし~ ブロックを使ってゲームの基礎を作りましょう。
まずはキャラクター(スプライト)と背景の準備から。
今回はパソコンくらぶチャレンジオリジナルキャラクターのぱそニャンを使います。
そして右手にはなにやら黒い物体(生物?)が、、
一応宇宙ウイルスと名づけます。
ぱそニャンは宇宙ウイルスに捕まると泣いてしまいます、、。きっと怖かったのでしょう、、。
そこで泣き顔ぱそニャンを用意します。
スプライトを追加するのではなく、ぱそニャンは泣いても同一キャラクターなので、コスチュームというものを追加します。
コスチュームは見た目、と考えてください。
1がいつものぱそニャン、2が上をコピーして顔を泣き顔にしたもの。
これで舞台の準備はOK!
次に内容をざっくりメモすることから始めるとスムーズですよ!
今回の内容はコチラ↓
・ぱそニャンはキーボードの→キーを押すと右に動く、
というように十字キーに対応して動く
・もし、ぱそニャンが宇宙ウイルスに接触すると泣く
ぱそニャンが十字キーに対応して動くようブロックを並べます。
右向き矢印キーが押されたとき、右に移動する=x座標を30ずつ変える
と図のように並べます。
座標は
右に行けばいくほどxの数字が増える
左は減る
上に行けばいくほどyの数字が増える
下は減る
と考えてください。
つまり左に行く場合はx座標を-30にすればいいのです!
これで上下左右をキーボードで操作できるようになりました。
次はいよいよ条件:もし~についてです。
今回のストーリはこちら
・もし、ぱそニャンが宇宙ウイルスに接触すると泣く
これをもう少しスクラッチに寄せて考えると、、
もし、ぱそニャン(スプライト2)が宇宙ウイルス(スプライト1)に触れると、
ぱそニャンの見た目(コスチューム)が泣き顔に変わる。
そんなブロックがあるのか探してみます。
まずもし~のブロックは制御にあります。
それと条件にあたるブロックは調べる、
コスチュームについてのブロックは見た目にあります。
※それぞれ置き場所によって色が違うブロックが置かれています。
制御=黄色
調べる=青
見た目=紫
順番に並べたのがこちら
もし~なら
~の部分には条件が入ります。
今回は もちろん宇宙ウイルス(スプライト1)に触れた とき
その後何が起きるのか?
コスチュームを泣き顔(ファイル名になっていますのでわかりにくいですが、、)
にし、宇宙ウイルスから離れて1秒後に元の顔に戻るようにしました。
これが無いと泣きっぱなしになってしまいます。
最後にブロックをクリックしないでスタートできるように
”旗印をクリックしたとき”と、”ずっと”をつけて完成です!
ではでは早速テストプレイを、、
宇宙ウイルスに捕まえられ泣き顔のぱそニャン、、
でも離れたらすぐに笑顔にもどりました( ,,・ิω・ิ,, )
今回はシンプルなものですが、これを組み合わせればゲームを作ることが出来ます。
コツは条件を書くなどしてきっちり整理すること。
書き上げたものをスクラッチのブロックで作れないか探していく、並べるという方法で始めてみてはいかがでしょうか。(論理的に考えることはは大人のプログラミングでとっても大事なことです!)
教室では迷路などもっと楽しい本格的なゲームを作っていきます。
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